年齢を重ねると出てくるシミやくすみ、この症状で男女問わずお悩みになっている方は多いのではないでしょうか。
シミや肌のくすみに対して、当院ではQスイッチルビーレーザー、フォトフェイシャル、エレクトロポレーション、ケミカルピーリング、スキンコスメのメニューがあります。
Qスイッチルビーレーザーは、輪郭のはっきりした濃いシミにレーザーを当て薄くします。
フォトフェイシャルは顔全体に光を当て、そばかすやぼんやりしたシミ、赤みの改善が期待できます。
エレクトロポレーションは、肝斑のような、レーザーやフォトフェイシャルのような強めのエネルギーを皮膚に当てたくない症状が出ている方や、ダウンタイム(施術により顔の赤みや腫れが続く時間)を出したくない方におすすめです。
ケミカルピーリングも肝斑の方や、にきび肌の方におすすめです。
どの治療がよいかは、どの症状を改善したいか、ご予算、ダウンタイムに耐えられるかなど、人により変わります。カウンセリングから一緒に考えましょう!
ルミナス社が販売する、厚生労働省の承認を受けたIPL(Intense Pulsed Light)です。アメリカFDA(食品医薬品局:日本の厚生省のような組織)の認可も受けています。国内正規ディーラーより購入しました。
ステラM22は単一波長のレーザーとは異なり、ある程度幅を持った波長の光を肌に当てます。フィルターを変えることで波長を変更することができ、茶色を狙う波長や赤色を狙う波長を使うことで、シミや赤ら顔の改善、またハリ感など美肌効果が期待できます。
フォトフェイシャルはシミ取りレーザーのように小さい面積を狙って照射せず、基本的には全顔に施術をします。そばかすは2回程度、全体のハリ感などは3~5回程度照射すると効果が実感されることが多いです。
エムエムアンドニーク社が販売する、厚生労働省の承認を受けたダイオードレーザーです。正規ディーラー購入品を譲り受けました。
ルビーレーザーは表皮、真皮のメラニン、メラニンを蓄えたメラノサイトにエネルギーを加え、破壊し、シミを治療する機械です。自費診療では輪郭のはっきりしたシミに対して使用します。ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)、太田母斑、異所性蒙古斑など保険診療にも使われます。自費診療かと思ったら保険で治療ができるシミの可能性がありますので、一度ご相談下さい。
最近ではピコレーザーも人気ですが、ルビーレーザーは歴史のあるレーザーで、シミやアザの種類によっては良く効きます。
ルミナス社が販売する、厚生労働省の承認を受けたIPL(Intense Pulsed Light)です。アメリカFDA(食品医薬品局:日本の厚生省のような組織)の認可も受けています。国内正規ディーラーより購入しました。
シミの原因になるメラニンを産生するメラノサイトの活性化を防ぐと言われているトラネキサム酸、強い抗酸化作用を持つグリチルリチン酸ジカリウムや、皮膚のターンオーバーを早めるビタミンA誘導体、ボツリヌス毒素抗に似た抗シワ作用・抗酸化作用をもつアルジルリン、イデベノンなどを導入します。
目的に応じて導入する薬剤が変わりますので、ご相談ください。
エレクトロポレーションは薬剤を効率よく皮膚に導入することで、シミや肝斑を薄くすることが期待でき、また顔のハリ感を得ることができます。
ケアシスは、薬剤を導入することができるのはもちろんですが、お顔に当てるプローブが-20度から45度まで調整できることが特徴です。エレクトロポレーションのみ行う、プローブを温めると、お顔がポカポカして気持ちよく施術が受けられます。また、フォトフェイシャルなど顔に熱の加わる施術をした後に冷たいプローブでエレクトロポレーションを行うと、お顔のひりひり感など軽減されます。
ほとんどダウンタイムがありません。電圧をかけるので、施術時にお顔がびりびりすることはありますが、辛い時は電圧を下げることができます。
STEP01
まずはweb予約し来院してください
診察や画像診断などでシミの評価を行います。治療の内容を選んだら、施術する日の予約を取っていただきます。過去に同様の治療をしたことがある方の場合、当日施術枠が空いていれば当日施術は可能です。
STEP02
施術前の準備
メイクをしっかり落としていただきます。
STEP03
施術
麻酔をしなくても耐えられるくらいの痛みが多いですが、Qスイッチルビーレーザーは痛みが強い傾向にあり、塗る麻酔や注射の局所麻酔を行うことがあります。
STEP04
施術後
日本では脱毛とよく言われますが、海外では減毛という表現が使われます。“脱毛”と聞くとレーザーさえ当てればどんな毛でも永久脱毛が得られるようなイメージがありませんか?実際はすべての毛を永久脱毛できるわけではなく、ある程度毛の量を減らすことがレーザーを使った医療脱毛の目的になります。人によって、場所によってほとんど毛の生えないいわゆる永久脱毛ができることはありますが、そうではなく、どうしても少量の毛が生えてきてしまうことが有り得るのです。
メラニンに反応するレーザーにより毛の成長に関わっている毛包やバルジ領域を破壊し、毛が生えないようにします。
ムダ毛処理の手間が省ける、カミソリ負けなどムダ毛処理による合併症が軽減される、おできができにくくなる、ひげ脱毛した場合見た目が若くなる、肌触りがつるつるになって気持ちいいなど、いろいろあります。
毛は1本1本が成長期(どんどん毛が伸びる時期)、退行期(成長が止まった時期)、休止期(毛が抜け落ちて次の毛が生える準備をしている時期)のどれかの状態になっており、脱毛のためには成長期の毛にレーザーを照射する必要があります。退行期、休止期の毛にはレーザーを当てても十分に効かず、抜けたと思ってもまた生えてしまいます。ですから、休止期、退行期の状態になっている毛は成長期になるまで待ち、またレーザーを当てる必要があります。見た目では毛穴が成長期かどうかわかりませんので、大体6~8週間くらいの間隔で複数回照射します。場所や毛の太さにもよりますが、5~8回程度照射すると、かなり毛が減ります。
上記のように、1回では脱毛は完了しません。複数回照射する必要があります。大体5回程度の照射が目安になります。
どんな毛でも永久脱毛できるわけではありません。細い毛、毛根が深い位置にある毛などは、脱毛が難しいことがあります。
硬毛化といって、脱毛するはずが逆に太くなってしまう現象があります。原因は未だにはっきりしておらず、当てるレーザーの出力などを変更すると脱毛できたり、数か月から年単位で何もせず様子をみると元に戻ったりすることがあります。
Lightsheer Quattro ダイオードレーザーシステム
ルミナス社が販売する、厚生労働省の承認を受けたダイオードレーザーです。アメリカFDA(食品医薬品局:日本の厚生省のような組織)の認可も受けています。国内正規ディーラーより購入しました。
レーザー脱毛の合併症は、毛穴に炎症が起こる毛嚢炎、浅いやけど、深いやけど、皮膚の色が濃くなる色素沈着、逆に皮膚の色が白くなる色素脱失、硬毛化などが挙げられます。
STEP01
まずはweb予約し来院してください
STEP02
施術前の準備
STEP03
施術
STEP04
施術後
Vフェイシャルとは、血液に反応するレーザーを出すVビームを顔全体に照射し、赤ら顔や赤いニキビ跡の改善や小じわの改善、皮膚のハリが出る効果が期待できます。
治療の目安:1か月ごとに1回照射し、5回目で効果判定します。
赤いニキビ跡のレーザー治療は保険診療ではできませんが、毛細血管拡張症による赤ら顔には健康保険が適応されます。
ほとんど体質でできてしまう老人性血管腫、良性の腫瘍で治療しなくても大丈夫ですが、見た目が気になりますよね。保険診療では麻酔をして切って取るくらいしかできませんが、レーザーを使うと切らなくても、1-2㎜の小さいものはほとんど気にならなくなり、大きなものでも茶色い跡になって、目立ちにくくなります。
VビームⅡの合併症は、血管を壊すことで生じる紫斑(内出血のことで、早ければ1週間程度で引きますが、場合により3-4週程度残ることもあります)、照射した部位の皮膚の腫れ、炎症が起こることによる色素沈着や色素脱失、照射した皮膚に毛が生えていると脱毛する可能性、レーザーと皮膚が強く反応した場合は傷跡が残る場合があります。
キャンデラ社が販売する、厚生労働省の承認を受けた色素レーザーです。アメリカFDA(食品医薬品局:日本の厚生省のような組織)の認可も受けています。国内正規ディーラーより購入しました。
VビームⅡは血液の成分であるヘモグロビンによく吸収される波長の光を出し、血液にエネルギーを主に加えます。皮膚表面に流れる血液にエネルギーを加え、血管を壊すことで治療に応用します。
保険診療であれば乳児血管腫や毛細血管奇形、毛細血管拡張症に用います。また、自費診療では、赤みの目立つニキビ跡や、赤ら顔、老人性血管腫などに使用します。真皮に熱が加わるので、肌のハリ感が感じられることもあります。
STEP01
まずはweb予約し来院してください
STEP02
施術
STEP03
施術後
ダーモスコープを用いて明らかに良性のほくろと考えられる場合、レーザーで削り除去することが可能です。
手術で切って糸で縫うよりも傷が目立ちにくくなる可能性があります。
ほくろをレーザーで削り取るため、顕微鏡の検査に出すことができなくなり、本当にほくろだったかどうかがわからなくなります。
全て削り取ることができていない場合は再発することがあります。体質により、傷が盛り上がることがあります。
顔や首のイボ(脂漏性角化症)は、サイズが大きい場合、数が多い場合は自費診療でレーザーでの治療をおすすめします。サイズが小さい場合や、液体窒素で治療をする場合は保険診療で治療できます。
ほくろやイボを削る場合、CO2レーザーを使用します。
ジェイシス社が販売する、厚生労働省の承認を受けたCO2レーザーです。国内正規ディーラーより購入しました。アメリカFDA(食品医薬品局:日本の厚生省のような組織)の認可も受けています。
CO₂レーザーは皮膚に含まれる水分とともに、ターゲットとなる組織を蒸発させて取り除きます。組織周辺の血液は瞬間に凝固するので、出血もなく安全です。Edge ONEは独自のモードによって周囲組織への熱影響を少なく抑え、治療部位の組織だけを蒸散させる作用があります。
いぼやほくろが小さい場合、傷跡は分かりにくい程度ですが、大きい場合は傷跡が残ります。体質によっては傷が盛り上がることがあります。
STEP01
まずはweb予約し来院してください
STEP02
施術
STEP03
施術後
ニキビは毛穴が詰まり、皮脂がたまったところに炎症が起きるわけですが、その時の炎症が強いと、炎症が良くなっても毛穴周囲が瘢痕(はんこん)という固い組織になってしまいます。瘢痕はいわゆる傷跡のことです。この時に皮膚のひきつれが起こったり、瘢痕が分厚くなったりして、でこぼこのニキビ跡ができるのです。瘢痕は、数日ではよくなりません。まず赤い炎症が残っている時期がしばらく(個人差はありますが数か月)あり、その後に赤みが消えて固めのでこぼこになり、そのでこぼこも数年かけて柔らかくなります。瘢痕は時間をかけて成熟します。
ニキビ跡は5種類程度に分けられています。小さくて深い穴のあるicepick(アイスピック)型、四角くへこむboxcar(貨車)型、丸くへこむrolling型、赤く盛り上がるhypertrophic(肥大)型、元のニキビ跡を超えて盛り上がるkeloids(ケロイド)型です。
ニキビ跡の種類、程度によって治療は変わります。
機械を用いた治療ではCO2レーザーを用いたフラクショナルレーザー、Vビームを用いた赤いニキビ瘢痕の治療ができます。また現在炎症性のニキビがある方にはケミカルピーリングもおすすめしたいです。
STEP01
まずはweb予約し来院してください
STEP02
施術
STEP03
施術後
男性型脱毛に関与する男性ホルモンを抑える働きのある、プロペシア(フィナステリド)とザガーロ(デュタステリド)を販売しています。
主な副作用:肝機能障害、性機能低下
ビタミンA製剤であるイソトレチノインを販売しています。
主な副作用:胎児奇形を生じるため、妊婦さん、妊娠を考えている方は使用できません。他に鬱・精神症状がでることがあります。
メラニンの産生を抑制する成分のクリームです。
主な副作用:塗った後の刺激感、乾燥、白斑
バイアグラ(シルデナフィル)、シリアス(タダラフィル)を販売しています。
主な副作用:アレルギー症状がでることがあります。
ボツリヌス毒素を注射することにより、治療をすることを通称ボトックスと呼びます。保険診療では脇の下の多汗症の治療に使い、自費診療では、しわの改善などに使用します。
ボツリヌス毒素はボツリヌス菌が産生する毒素で、神経を麻痺させる作用があります。多量に摂取すると死に至りますが、少量であれば神経が麻痺することで汗が出にくくなり、多汗症が改善します。また、神経が麻痺することで筋肉に力が入らなくなり、表情を作っても顔にしわが入りにくくなります。
ボトックスの治療は効果が出るまでに3-4日かかり、大体3か月程度効果が持続します。3か月程度で効果がなくなるため、同じ効果を得たい場合は繰り返し治療をする必要があります。
筋肉に力が入りにくくなり、しわが寄らなくなるメカニズムなので、しわを消す治療ではありません。しわの進行を止める、表情を作ったときにしわを出にくくする治療です。
ボツリヌス毒素の合併症は、効果が強く出すぎることにより筋肉に力が入らず起こることと、注射した部位と注射していない部位の筋力の差により皮膚を引っ張る力のバランスが崩れることにより生じることが多いです。
例えば、眉間や眉の横に打った毒素が多かったり、皮膚の下で注射部位より広がったりしてしまうと、眼瞼下垂(まぶたが下がってしまう)になります。
他にも、左右差がでることや、注射する時に針が血管に当たると内出血することがあります。
ボトックスの合併症が出てしまった場合は、追加でボツリヌス毒素を注射することで合併症が緩和されることがありますが、効きすぎてしまった部位は改善がすぐには難しいです。しかし、1-2か月で効果が落ち始め、3か月程度で効果がなくなるため、残念ながら改善が難しい合併症が出てしまったとしても、待っていれば改善します。