- 2024年2月28日
- 2024年3月11日
皮膚科クリニックを開院致します
初めまして、2025年5月に稲沢市下津住吉町に皮膚科クリニックを開院する小田隆夫です。
皆様のかかりつけ皮膚科医となれる日を今から楽しみにしています。開院まで少し時間がありますので、クリニックのホームページにブログを作り、クリニックのことや、皮膚のことなど発信したいと思います。
まずは自己紹介をさせて下さい。
私は稲沢市下津で生まれ育ち、下津小学校、治郎丸中学校を卒業しました。公立高校卒業後名古屋大学工学部に入学し、大学院まで進学しましたが、自分の人生を考え直し名古屋市立大学医学部へ入学し医師となりました。
医師としての職歴は
尾西病院(現:稲沢厚生病院)で2年間初期研修医
名古屋市立大学皮膚科シニアレジデントとして1年大学病院で研修
3年間春日井市民病院で医員として勤務する傍ら医学部大学院に入学。
大学病院へ戻り、2年間主に皮膚癌の診療と、また同時に植皮術についての研究を行い、学位(博士号)を取得しました。その後は海南病院で勤務し現在に至ります。開院する頃は医師として13年目になります。
名古屋市立大学病院では悪性黒色腫、有棘細胞癌、基底細胞癌などの皮膚癌の診療(診断、手術、抗がん剤治療など)を主に行いました。『皮膚科も手術するのか』と驚かれることがありますが、ほくろや粉瘤を切除する局所麻酔の小さな手術から全身麻酔が必要な大きな手術まで、皮膚科医も手術をしています。全く手術をしない皮膚科医もいますが、私はこれまで途切れることなく手術をしてきました。開院後もクリニックで可能な手術は積極的に行う予定です。
春日井市民病院や海南病院では、幅広く皮膚疾患を診療しました。最近、生物学的製剤やJAK阻害薬などの新しい薬剤の登場により皮膚科の治療が以前より大きく変わっています。薬代が高いことや、副作用に気をつける必要がありますが、上手に使えばアトピー性皮膚炎や乾癬、円形脱毛症などの病気をこれまでより改善させることが期待できます。生物学的製剤承認施設となる予定ですので、使用するに適した患者さんにはお勧めしたいと思います。
保険診療だけでなく、シミや脱毛などの自費診療も行います。導入する機械やメニューは検討中で、決まったらご報告していきます。
今後ともどうかよろしくお願い申し上げます。